花房さんの「もろみ味噌」

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醤油の醸造と同様の方法で大豆・大麦・米などを発酵させた「麹」に、さらに塩水を加えて熟成させた【もろみ味噌】です。

もともとは味噌や醤油の製造工程で生じる「搾りかす」でしたが、現在では「もろみ」そのものを食する目的で製造されるようになりました。

製造元の「花房商店さん」は、城崎から山を一つ越えた隣町、豊岡市竹野町で江戸時代後期の天保12年創業という老舗。
原料の大豆・大麦は、遺伝子組み換えではない国産原料にこだわり、また塩も国産の天日塩を用いています。

「もろみ=もろキュウ」を連想するように胡瓜と合わせるのが定番ではありますが、他にも大根・長いも・青じそ等々、様々な野菜とも抜群の相性です。
また刻んだネギやオクラと和えると、ソースのような感覚で冷奴が味変。
意外なところでは、同じ発酵食品のチーズとも相性が良いので、和えたものをバゲットやクラッカーに載せれば洒落た一品になりますし、必然的にワインとも好相性。
もちろん、熱々ご飯に載せたり、お茶漬けの具材というのも外せませんね。

 
内容量…180g
原材料…大麦、糖類、大豆、醤油、食塩、醸造調味料、エキス(酵母・昆布・椎茸)、酒精、調味料(アミノ酸等)
賞味期限…冷蔵:4か月

糀漬けと同じく「珍味」という扱いをされがちですが、熱々ご飯と相性抜群なのも同様ですね。
生野菜(ディップサラダ)や冷奴にも非常によく合いますし、お酒のアテにも◎という、同じ発酵食品だけに非常に似た特徴があります。

もろみ味噌に見られる粒々は、原料の大豆や麦が発酵し、柔らかな固形物となったものです。